老舗の流儀
2017年 01月 25日
表題に惹かれ、本屋さんで買い求めました。
ほんの軽い気持ちで・・
所が何となんと奥の深い内容。
活字も小さく期待していた写真も殆ど有りません。
取っ掛かりは、正直あまり良くなかった。
所が我慢して読み進むうちに、だんだん引き込まれて行くのです。
虎屋の社長 黒川光博氏と前エルメス本社の副社長 齋藤峰明氏の対談形式です。
お互い、ものつくりで一流の老舗ですが、考え方に共通するものが・・
ぶれないスタンスと時代に沿った挑戦。
物の見方、人の育て方。経営学等々。
お二人の幅のある、その上奥行のある話の内容に圧倒され
読み終わった時には、上等な玉露を味わって飲んだような
心地良さを感じたのでした。
読み応えのある素敵な一冊でした。